存在証明

とは名ばかりの趣味のさくぶん。

あとの祭り 最終回

電車の外側に広がる人を拒むようなビル群

電車の内側で笑うひとときの休日の象徴

いつもの通勤より少しだけ遅く感じる東横線から、俺はこの文章を綴る

 

思い返すと、あとまつと出会ったのは14年の8月 俺は名ばかりの浪人生だった

その場は時の流れがいつもの1.8倍の感覚で、俺達を虜にした

とは建前で、一部の男は紅く輝くそれに惹かれたのもまた事実であろう

 

そして12月のX'mas後、俺もステージに立つことになった

そこからは何度も出演を重ねた

 

想い出という想い出はあまりない

しかし、ただ楽しいという感覚が確かにそこには存在した

 

なぜか周りではあとまつ経由で彼女ができた奴が多数いる

なぜか俺にはあとまつ経由で彼女ができない

 

そんなこともありながら、あとまつ最終回と言われた約1年前

主催が仕事で忙しくなったようで、区切りをつけようとしたらしたい

 

俺はその時相模湖にいた

大学のやつとBBQしてめちゃくちゃ酔って寝てた

 

そして今日、俺はまたKINGSXに向かっている

あとまつ本当の本当に最終回

KINGSXも無くなる

 

俺はどう楽しむかこの文章を綴りながら考えていた

1バンド目にやる曲は2曲俺が歌うという謎仕様

知り合いからはあいつ歌うんか的な嘲笑いしか生まれないだろう

トリも別に俺がかっこいい曲はやらない

だから俺は酒を飲む

 

俺も多分今日と明日のライブで区切りだろう 

赤いストラトと俺

長い間ありがとう

 

また別の形で俺は音楽を続けたい