存在証明

とは名ばかりの趣味のさくぶん。

さてはて、第一章の終了といったところかな

土曜と日曜、両日共に何かが変わった

「新しいステージに移らなければならない」

そうケツを蹴られている感覚に陥った

 

日曜の話からしよう

友人のJ君が愛車のCB400SFを降りることとなった

と言うよりバイクそのものを降りることにしたそうだ

経緯は俺の口から語る話ではないからここでは省く

ただひとつ言えることがある

俺が彼の立場でも間違いなくバイクを降りる

彼の立場に立つ人は少なく無いし、

同時に彼ほどではなくても近い存在が同じ状況に陥る事は多々ある

俺も他人事ではないのだ

 

J君とは小2からの付き合いだ

野球部に所属していた俺だが、彼が俺の所属チームに入団した

基本的に試合前以外は彼とキャッチボールする機会も多く、

平日も数週間に1回は遊んでいた記憶がある

俺がキャッチャーをやってた機会はそうそうないけども、

今でも彼がピッチャーならば俺がキャッチャーをやるべきだった

そう思い続けている

 

時を経て中学校

間違いなく野球部に入団すればレギュラーな俺達

何故か2人とも野球部以外の部活に入った

この経緯も省こう長くなる

 

同じクラスになったこともあった

当時お互いバイクにはまったり、音楽にはまったり(アイドル)

話が合う相手だった

 

高校に入って直ぐ、彼は地学部に入った

俺は軽音部に入った

ノエル・ギャラガーになりたかった

彼は地学部なのになぜかギターをはじめた

スタジオに入った

彼はなぜかローコードを鳴らし

時を同じくしてベースを始めた俺の幼馴染のK君と俺は目が点になった

「こいつ…スピッツでもやるのか?」

案の定チェリーばっかり弾いてた

 

そこから右往左往し、なんだかんだでギターは続けていた

高校生の頃にバンドを組む機会もあり、彼とツインギターをしたことも

卒業してからも同じく、だ

恐らくだが、彼のスウィープは「俺と正反対のことをしよう」

そういう意図なんだろう

 

そして彼はバイクに乗り始めた

今度は俺が後を追うように、バイクに乗り始めた

初めて俺が後を追う形になった

今までは彼が(俺の影響かどうかは別として)微妙に後から初めていたが

今回は逆の形になった

 

いろいろあった

日曜に至る

 

正直とても寂しい思いだ

彼はこれから車にのることになるだろう

 

俺は今すぐかどうかは別として、バイクを降りることになると思う

ただ、車を趣味にするには俺はまだガキ過ぎる

そこまでの熱意もない

 

彼は地元の仲間で、唯一と言ってもいいほど趣味が合う男だった

K君とはいわゆる腐れ縁、多分今後もこの距離感だろう

J君はまた違う意味で腐れ縁

恐らくお互いに何かを共有できてないといけないタイプだ

これは小言だが、賭け事・ギャンブルにハマりきっている地元民の中で

J君だけは唯一趣味の話が共有できたので本当に楽しいやつだった

 

また、ギターを弾いて、歌って、待ってるよ

 

 

 

 

 

さて土曜の話をしようか

今回はめちゃくちゃ長編だ

 

フラレてから、8ヶ月がたった

この8ヶ月の間で、環境はめちゃくちゃ変化した

インターンが始まり、インターンが終わり、またインターンが始まり

出会い系を始めたり、就活イベントで女食ってみたり、

それでも、俺の中では忘れられない4月2日

 

本当に1回たりともあいつにフラれた事実は忘れたことがない

そしてあいつのことが好きだった自分も

あいつのことも

絶対に忘れないように行きていこう、そう誓ったんだ

あいつは別の男と付き合って

そして別れて

またしょーもない男と合コンして

 

それで良いと思うんだ

どうせ嫌いになんてなれないし

どうせ他の女を好きになることも暫くは無理だ

 

なんて諦めて生きてきて、土曜日の話

11月の前半、アイツと久々に話をして

それ以来、顔を合わせれば挨拶して社交辞令程度の雑談はするようになった

 

「最近どう?」

「実習で忙しいかな」

 

「最近何聴いてるの?」

「マルーン5 おすすめしてくれてありがとう」

 

流れで、ついに土曜日にこんな話を聴いた

 

「男はできそう?」

「出会いがない」

 

うかい、お前の目の前に立ってる男はどうなんだよ

昔お前の事が大好きで大好きでたまらなくて

たくさん車や電車で色々なところに行って

たくさんお酒飲みながらいろいろな話をして

たくさん音楽を教え合って

隠れて仕事中にハグしたり、

隠れてバイト仲間の前でバレないようにキスしたり、

逆に路上で1時間近くキスしてたり、

なんかやんやあって死ぬほど思いを伝えられて、

そしてお前がふった男はどうなんだよ

その男、今でもお前の事大好きなんだぞ

 

俺は一言だけ、大好きだったアイツに言いたい

 

お前にフラれた帰りの電車で、

俺は絶対にお前を諦めないって伝えたよな

いつか俺と付き合いたいって思うと思うって言ってたお前の言葉信じて

俺はお前を諦めないって言ったよな

 

メンヘラだしめちゃくちゃキモいのは分かってるけど

俺はお前を待ってるよ

 

再来月、あいつの誕生日だ

去年はあいつが好きだった男と会って

やることやって、プレゼントも貰わずに帰ってきたけど

 

今年は俺が隣に居れるように、

最後にチャンスをください

 

アイツの薬指と俺の薬指に、おそろいのTiffanyのリングが欲しい