存在証明

とは名ばかりの趣味のさくぶん。

現実と未来

そう言えばかれこれ2週間以上経った

傷という傷は全て癒え、俺は前を向けている

あの日から顔を合わせることなんて無く

日々は淡々と過ぎていった

何も変わらない日々が、それとなく過ぎていった

 

けれどたまに去年を思い出してふと我に帰る

「俺はあの場所に止まっているのではないだろうか」

俺を軸に、周りが急速に動いているだけではないのか

そう思っていた

 

 

 

杞憂だった

俺は前を向けている

大丈夫だって

自分に言い聞かせて

時にはブツブツ呟き

時には夢にもでてきて

泣いて朝を迎えたけど

あの日々は確かに存在したし

今の俺も確かに存在する

嘘なことは一つもなく

これからも淡々と過ぎていくだろう

 

何も怖くないよって

頭の裏側で誰かが囁いている

今の俺は、全てを背負って歩いている

恐らくいつか

きっといつか

この全てを下ろして

重荷がただの無駄なモノと分別できる日が来るだろう

夢で終わってしまったけれども

存在した過去

存在し続ける現実

そして

存在させる未来

 

全てを抱いて、俺は前を向いて歩いて行く